
| STUDIO KAMADA | Japanese to English by @nifty |
| 2007年11月の日記 | 2007-12-01(Sat) 04:53 |
|---|
| 打ち上げ日 | 射場 | ロケット | 軌道 | 名前 | 開発 | 運用 | 重量など | 参照 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11月1日 9時51分 成功 |
ロシア アルハンゲリスク州 プレセツク射場 |
Kosmos-3M | 500km | レーダー偵察衛星 SAR-Lupe 3 32283 2007-053A |
ドイツ オーブ・システム |
ドイツ ドイツ連邦軍 |
Gunter | |
| 11月11日 10時50分 成功 |
アメリカ フロリダ州 ケープカナベラル空軍基地 SLC-37B |
Delta-4H | 静止 | 早期警戒衛星 DSP 23 32287 2007-054A |
アメリカ TRW |
アメリカ アメリカ空軍 |
Spaceflight Now ULA Gunter Wikipedia |
|
| 11月12日 7時48分 成功 |
中国 山西省 太原衛星発射センター |
長征4号丙 | 600km | 地球観測衛星 遥感衛星3号 32289 2007-055A |
中国 | 2,700kg | 新華社 | |
| 11月15日 7時06分 成功 |
仏領ギアナ クールー ギアナ宇宙センター ELA-3 |
Ariane 5 ECA | 東経56度 | 軍事通信衛星 Skynet 5B 32293 2007-056A |
ドイツ EADSアストリウム |
イギリス パラダイム・セキュア・ コミュニケーションズ イギリス国防省 |
Eurostar 3000 4,635kg |
Arianespace Arianespace Gunter EADS Astrium |
| 西経65度 | 通信衛星 Star One C1 32294 2007-056B |
フランス タレス・アレニア・スペース |
ブラジル スター・ワン |
Spacebus 3000 B3 C×28 Ku×14 X×1 4,100kg |
Arianespace Arianespace Gunter |
|||
| 11月18日 7時39分 成功 |
カザフスタン チュラタム バイコヌール宇宙基地 |
Proton | 東経5度 | 通信衛星 Sirius 4 32299 2007-057A |
アメリカ ロッキード・マーティン |
スウェーデン NSAB |
A2100AXS Ku×52 Ka×2 15年 |
ILS Gunter |
Jo Yeong Ukさんが"4"を189個並べて右端に"1"を1個付け加えたNear-repdigitな190桁の合成数(4·10190-31)/9を89桁の素数と101桁の素数の積に分解しました。89桁の素因数はJo Yeong Ukさん自身が10月17日に発見した89桁の素因数よりも大きく、私が管理しているテーブルの中で発見された素因数の大きさの最高記録が再び更新されました。おめでとうございます。それにしても、89桁もある素因数が同じ系列から同じ人によって続けて発見されるとは驚きました。
日本時間1日9時51分、ドイツのレーダー偵察衛星SAR-Lupe 3(32283 2007-053A SAR LUPE 3)がロシア アルハンゲリスク州のプレセツク射場からKosmos-3Mロケットで打ち上げられました。衛星は約30分後に高度約500kmの軌道に投入され、打ち上げは成功しました。SAR-Lupeは5機で運用され、SAR-Lupe 3は2006年12月19日のSAR-Lupe 1(29658 2006-060A SAR LUPE 1)、7月3日のSAR-Lupe 2(31797 2007-030A SAR LUPE 2)に続く3機目です。地表分解能はおよそ3ft(90cmくらい)を誇ります。ドイツはSAR-Lupeの高いレーダー観測能力をフランスにも提供する代わりに地表分解能数10cmを誇るフランスの光学偵察衛星Helios 2A(28492 2004-049A HELIOS-2A)の観測データを利用することができます。
OBJECT A
1 32283U 07053A 07305.90736112 .00002719 00000-0 10000-3 0 58
2 32283 98.1538 111.9766 0020859 219.1927 300.9460 15.28726812 138
カタログ名 = OBJECT A
カタログ番号 = 32283
国際標識 = 2007-053A
元期 = 2007年11月 2日(金) 6時46分36秒 [JST]
= 54405.907361 [MJD]
軌道傾斜角 i0 = 98.1538 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 111.9766 [deg]
離心率 e0 = 0.0020859
近地点引数 omega0 = 219.1927 [deg]
平均近点角 M0 = 300.9460 [deg]
平均運動 n0 = 15.28726812 [revs/day]
周期 = 1時間34分12秒
近地点高度 = 465.31 [km]
遠地点高度 = 493.92 [km]
軌道長半径 a0 = 6857.75 [km]
軌道短半径 b0 = 6857.74 [km]
近地点距離 q0 = 6843.45 [km]
遠地点距離 Q0 = 6872.06 [km]
昇交点赤経摂動 = 1.0965 [deg/day]
近地点引数摂動 = -3.4766 [deg/day]
11月1日、SpaceX社はケープカナベラル空軍基地 SLC-40の改修工事の起工式を行ったそうです。SLC-40は2年半前までTitanロケットの打ち上げに用いられていましたが、Titanの引退にともなって東海岸で最後となった2005年5月1日9時50分のTitan 4Bによるアメリカのレーダー偵察衛星Lacrosse 5(28646 2005-016A Lacrosse 5)の打ち上げを終えた後は空きサイトになっていました。一方、SpaceX社はマーシャル諸島共和国 クェゼリン島のロナルド・レーガン弾道ミサイル試験場でFalcon 1の打ち上げ実験を行ってきましたが、SLC-40が空いているということで2008年打ち上げ予定のFalcon 9と2010年頃に予定されているFalcon 9 HeavyミッションのためにSLC-40を5年間使用する許可を今年4月に取得しました。
10月30日、Seventeen Or Bustが11番目の素数33661·27031232+1を発表しました。Sturle Sundeさんによって10月17日に報告されたこの素数は10進数で書くと211万6,617桁あります。1999年に発見された38番目のメルセンヌ素数26972593-1を上回り、知られている素数の中で第10位にランクインしました。素数のTop10は第1位から第6位までをGIMPSによるメルセンヌ素数が独占しており、Seventeen Or Bustは非メルセンヌ素数で第7位から第10位までを占めています。GIMPSの目的がメルセンヌ素数の探索であるのに対して、Seventeen Or Bustプロジェクトはシェルピンスキー数(すべての自然数nに対してk·2n+1が合成数になる奇数k)78557が最小のシェルピンスキー数であると証明することを目標に掲げています。そのためにはすべてのk<78557についてk·2n+1が素数になるnを見つければよいわけです。2002年にプロジェクトが開始された時点で素数が見つかっていないkは4847*、5359*、10223、19249*、21181、22699、24737、27653*、28433*、33661*、44131*、46157*、54767*、55459、65567*、67607、69109*の17個(Seventeen)ありました。現在までにこのうち11個について素数が発見され、残るkは10223、21181、22699、24737、55459、67607の6個となりました。
10月24日に打ち上げられ10月31日に地球周回軌道を離れた中国の月探査衛星「嫦娥1号」は114時間の地月遷移軌道の旅を終えて日本時間12時15分から22分間の月周回軌道投入マヌーバを実施し、周期約12時間の月周回軌道に入りました。今後は6日と7日の近月点軌道変更で遠月点高度を下げて近月点高度約200km、周期127分の軌道に移行します。
14時40分頃、日本の静止気象衛星「ひまわり7号」=運輸多目的衛星新2号(28937 2006-004A MTSAT-2)の姿勢制御に何らかの不具合が生じ、衛星は自動的に太陽捕捉モードに移行したそうです。2006年9月4日から開始された気象ミッションは待機運用中、7月19日から開始された航空ミッションも静止気象衛星「ひまわり6号」=運輸多目的衛星新1号(28622 2005-006A MTSAT-1R)が1機で対応できるので差し迫った大きな影響はないでしょう。しかし、太陽捕捉モードではバックアップの役割も果たせませんから状況が長引かないことを期待したいです。「ひまわり6号」が1機で頑張らなければならなくなってしまったので「ひまわり5号」が1機で頑張っていた頃を思い出してちょっと懐かしくなりました。2005年7月21日に運用を終了した「ひまわり5号」は今日はアフリカ上空を漂っています。
「嫦娥1号」は日本時間12時21分から14分間近月点軌道変更を行い、遠月点高度を約8,600kmから約1,700kmに下げました。周期は約3.5時間になりました。
姿勢制御の不具合で運用が中断していた「ひまわり7号」は予備のスラスタに切り替えて復旧し、航空ミッション、気象ミッション(待機運用)共に運用を再開したそうです。スラスタの一部に不具合があったようですが詳細は不明。「ひまわり7号」の運用期間はまだ先が長いので原因不明のままだとこの先不安かも。
中国の月探査衛星「嫦娥1号」は日本時間9時24分から10分間近月点軌道変更を行い、高度約200km、周期127分の観測軌道に到達しました。日本は月周回衛星「かぐや」の打ち上げから観測軌道到達まで子衛星の分離などを含めて約4週間かけましたが、中国は「嫦娥1号」を2週間で観測軌道に放り込みました。でも、遠ざかる地球のハイビジョン映像やモニタカメラの画像などを公開しながら月へ向かった「かぐや」のほうが遊び心があって楽しそう。
10月31日に月周回衛星「かぐや」が高度約100kmの軌道から月面をハイビジョン動画撮影した映像が公開されました。月面のハイビジョン動画撮影はもちろん世界初です。ハイビジョン映像を地球に送るのにかかる時間を考えるとハイビジョンカメラはオーバースペックだと思いますが、美しい映像は今後の宇宙開発予算獲得のための広報活動に役立つのではないでしょうか。
日本時間3時01分、ISSでのミッションを終えたスペースシャトル「ディスカバリー号」がアメリカ フロリダ州のケネディ宇宙センター Runway 33に着陸しました。Runway 33は南東側から進入するのでシャトルは滑空しながら大きく方向転換しました。
日本時間の今朝予定されていたAriane 5 ECAによるイギリスの軍事通信衛星Skynet 5Bとブラジルの通信衛星Star One C1の打ち上げはロケットの不調で延期されました。
日本時間10時50分、アメリカの早期警戒衛星DSP 23(Defense Support Program 23)がアメリカ フロリダ州のケープカナベラル空軍基地 SLC-37BからDelta 4-Heavyロケットで打ち上げられました。打ち上げから6時間20分後の17時10分に衛星が静止トランスファ軌道に投入され、打ち上げは成功しました。DSP衛星は赤外線センサーを用いてミサイルの発射や核爆発などを感知します。
日本時間7時48分、中国の地球観測衛星「遥感衛星3号」(YAOGAN 3)が中国 山西省の太原衛星発射センターから「長征4号丙」ロケット(Long March-4C)で打ち上げられました。21分後に衛星が軌道に投入され、打ち上げは成功しました。「遥感衛星1号」は2006年4月27日、「遥感衛星2号」は2007年5月25日にそれぞれ打ち上げられました。
月周回衛星「かぐや」が初めて動画で撮影した「地球の出」と「地球の入り」のハイビジョン映像が公開されました。これをやりたいがためにわざわざハイビジョンカメラを搭載しただけのことはあります。CG合成ではない本物に一見の価値あり。これらの映像は月を周回している「かぐや」の前方(進行方向)を向いている広角カメラで「地球の出」を、後方を向いている望遠カメラで「地球の入り」を擬似的に撮影したもので、地球の自転によって生じる「日の出」や「日の入り」の現象とは異なります。飛行機で西向きに飛べば「西から昇る太陽」や「東に沈む太陽」を見ることができるように、観測者のほうが動いているからです。テレビでこの映像を紹介したアナウンサーの説明(感想?)が2024年頃に予定されている月面基地から見られるであろう光景を一足早く見られたという意味に聞こえたのですが、もしもそう言ったのだとすると間違いです。月はいつも同じ側を地球に向けていますから、地球上から見た静止衛星のように月面から見た地球の仰角の変動はわずかで、月面に降りてしまうと「日の出」や「日の入り」から連想されるような「地球の出」や「地球の入り」は見られません。月面に降りない月周回衛星ならではの映像です。
今夜、NHKの特番があります。タイトルは『探査機“かぐや”月の謎に迫る〜史上初!「地球の出」をとらえた〜』、チャンネルは総合/デジタル総合、時間は20時00分〜20時45分。「かぐや」が撮影したハイビジョン映像をたっぷり見せてくれることでしょう。出演者の欄に名前があるアラン・ビーン氏はアポロ計画で月面を歩いた宇宙飛行士の1人で芸術家。
JAXAが始めた準リアルタイムの世界の雨分布速報にGoogle Earth用のデータが付いています。時間分解能は1時間で、4時間くらい前のデータが表示されます。空間分解能は赤道付近で約11kmメッシュとのことで特に高いわけではありませんが、地球を転がしながら全球雲画像と全球雨画像をそれぞれON/OFFできるのでわかりやすいです。極地方も含めてGoogle EarthのWeatherレイヤーに追加されないかな。
日本時間0時40分頃、チリ北部(南緯22.189度、西経69.843度付近)でM7.7の地震がありました。震源の深さはおよそ60km。地図で見ると震源の位置は沿岸から内陸に数10km離れていますが太平洋沿岸で潮位の変動が観測されたそうです。揺れの大きかったチリでは少なくとも2人が死亡し、銅山の操業に影響が出ているとのこと。
日本時間7時06分、イギリスの軍事通信衛星Skynet 5Bとブラジルの通信衛星Star One C1が仏領ギアナ クールーのギアナ宇宙センター ELA-3からAriane 5 ECAロケットで打ち上げられました。近地点高度250km、遠地点高度35,953km、傾斜角6.00度の静止トランスファ軌道で27分後にSkynet 5Bが、その6分後にStar One C1が切り離され、打ち上げは成功しました。Skynet 5Bは約4,635kg、Star One C1も約4,100kgでいずれも大型の静止衛星です。SYLDA 5アダプタを含めると打ち上げ重量は約9,535kgにもなり、これは1回の打ち上げで静止トランスファ軌道に投入された重量の新記録です。打ち上げの瞬間にカメラが激しく揺れる映像は迫力があります。打ち上げ時刻は現地時間で14日19時06分。日本とクールーの時差はちょうど12時間です。
「かぐや」が搭載している空間分解能10mの地形カメラと空間分解能20mのマルチバンドイメージャがとらえた初画像が公開されました。月面は火星ほど変化に富んでいるわけではありませんが、大気がないので小さなクレーターもことごとく保存されていてまるでフラクタル画像を見ているようです。詳細な地形データは月の歴史を紐解く手掛かりとなるだけでなく、将来の月面基地建設のための資料としても役立つことでしょう。極地方の日の当たらないクレーターの底がどうなっているのか気になります。
Jo Yeong Ukさんが(4·10195-1)/3の残り135桁をGNFS法で分解し、"1"の右側に"3"が並んだ(4·10n-1)/3の形のNear-repdigitの素因数分解表がn=200まで残り1個になりました。
日本時間7時39分、スウェーデンの通信衛星Sirius 4(32299 2007-057A)がカザフスタン チュラタムのバイコヌール宇宙基地からProtonロケットで打ち上げられました。衛星は9時間13分後に静止トランスファ軌道へ投入され、打ち上げは成功しました。Sirius 4は東経5度の赤道上空に静止して欧州とアフリカに放送と通信サービスを提供します。
ラキッ!さんと卓さんから。X680x0でMPUから出ているFC2信号線(MC68040とMC68060ではTM2)をカットするとVRAMなどのスーパーバイザ領域がユーザモードでアクセスできるようになります。デバイス側から見るとMPUからのアクセスがすべてスーパーバイザモードで行われているように見えるようになるからです。Human68kの場合と違ってNetBSD/x68kではスーパーバイザモードで突っ走るプログラムを安易に実行させられないので、X Window System使用時にVRAMを高速にアクセスできるようにするためにFC2信号線をカットします。MPUの足を折ってもよいのですがFC2の位置のピンを抜いたソケットをMPUの下に挟む方法が簡単で確実です。これがNetBSD/x68kでMPUソケットが要る理由です。なお、060turbo(の060モード)の場合はFC2ジャンパを引き抜くだけでカットできるのでソケットは不要です。
X Window System を使用する場合は、MPU の FC2 という信号線を非接続にする必要が
あります。MPU の足を切断しても構いませんが、完全に除去しないとソケットに接触して
しまう可能性があります。MPU の足を切断するのはちょっと…という場合は、FC2 の部分
だけピンを除去した MPU ソケットを使用して下さい。なお、Xellent30 の場合は別の理
由でソケットが必要です(後述)。
060turbo の 060 モードの場合は 060turbo の基板上に FC2 ジャンパがありますから、
それを引き抜くだけで FC2 の切断が完了します。なお、060turbo の FC2 ジャンパは
030 モードには無効です。
060turbo の FC2 ジャンパの位置
┌───────┐
│ └───────┐
│┌─────┐ :←FC2 ジャンパ(これを取り除く)
││ │ ┌────┐│
││ │ │ ││
││ 68060 │ │ 68030 ││
││ │ │ ││
││ │ │ ││
│└─────┘ └────┘│
│: │
│: │
│┌─────────────┐│
││ ││
││ SIMM ││
│└─────────────┘│
│ ┌─┘
│○ .... ... ○│
└─────────────┘
MC68030 の FC2 ピンの位置(ソケットを裏返して足の側から見た図)
┌─────────────┐
N│○○○○○○○○○○○○○│
M│○○○○○○○○○○○○○│
L│○○○○○○○○○○○○○│
K│○○○○○ ○○○○│
J│○○○ ┌───┐ ○○○│
H│○○○ │68030 │ ○○○│
G│○○○ │BOTTOM│ ○○○│
F│○○○○│ VIEW │○○○○│
E│○○○ /───┘ ○○○│
FC2→ D│●○○○○ ○○○○│ ●…FC2
C│○○○○○○○○○○○○○│
B│○○○○○○○○○○○○○│
A│○○○○○○○○○○○○○│
/`─────────────┘
/ 12345678910111213
/
角が欠けている所
MC68030 の FC2 ピンの位置(MPU の表面から見た位置)
┌─────────────┐
│┘ │
│ \ │
│ \ │
FC2→│× ┌─────┐ │
ここの裏側│ │ М │ │
│ │ MC68030 │ │
│ │ │ │
│ │ TOP │ │
│ │ VIEW │ │
│ └─────┘ │
│ │
│ │
│ │
└─────────────┘
X68030 の右タワーのシールドを外した状態での FC2 の位置
┌─┬─────────────────┐
│ │┌┐ ┌──────────┤
│ │││ │ │
│ │││メ │ │
本│ │││モ │ │本
体│ │││リ │ │体
│ │││ │ 拡張スロット │
前│ │││ │ │後
面│ │││ │ │面
│ │││ │ │
│ │││ │ │
│ │└┘ │ │
│ │ └──────────┤
│ │ │
│ │ 最上段の FC2 ┌──────┤
│ │ 右から4本目 ↓ │ │
│ │ ┌──、│ │
│ │ │MPU ││ RGB │
│ │ │上→││ ユニット │
│ │ └──┘│ │
│ │ │ │
│ │ └──────┤
│ │ │
├─┴─────────────────┤
│ │
└───────────────────┘
本体 底面
● Xellent30 の場合
Xellent30 は MMU 対策がなされていないため、
(1) ソケットが MC68EC030 専用になっている
(2) MMU の動作が不安定
という問題があります。Human では MMU を使わないので問題ないのですが、NetBSD/x68k
では MMU が必須なので、このままでは使えません。そこで、下記のようなソケットを用
意して下さい。
なお、Xellent30s は MMU 対策がなされているので、以下の処置は不要です。
Xellent30 の場合は、FC2 以外にも余計なピンを引き抜いたソケットを用意する必要が
あります。このソケットがないと、MC68030 を Xellent30 に取り付けることができませ
ん。引き抜くピンの位置は下図を参照して下さい。
また、MMU を使えるようにするために、MMUDIS 信号(負論理)をプルアップしておき
ます。具体的には、ソケットまたは Xellent30 の基板上で、MMUDIS 信号とその近くの
VCC を 4.7KΩ の抵抗を挟んで繋ぎます。MMUDIS と VCC のピンの位置は下図を参照して
下さい。
Xellent30 の場合に引き抜くピンと VCC と MMUDIS の位置
(ソケットを裏返して足の側から見た図)
┌─────────────┐
N│○○○○○○○○○○○○○│
M│○○○○○○○○○○○○○│
L│○○○○○○○○○○○○○│
K│○○○○◆ ○○○○│ ◆…NC(引き抜く)
J│○○○ ┌───┐ ○○○│
H│○○○ │68030 │ ○○○│
G│○○○ │BOTTOM│ ○○○│
F│○○○◆│ VIEW │◆▲○★│ ★…MMUDIS
E│○○○ /───┘ ○○○│ ▲…VCC
D│●○○○◆ ○○○○│ ●…FC2(引き抜く)
C│○○○○○○○○○○○○○│
B│○○○○○○○○○○○○○│ ★と▲を 4.7KΩ の抵抗で繋ぐ
A│○○○○○○○○○○○○○│
/`─────────────┘
/ 12345678910111213
/
角が欠けている所
Xellent30sの事例がNetBSD for x68k(Masa's WebPage)にあります。激電4号の記事を書いたのは1998年のことなので現行のバージョンと合わないところもあると思います。NetBSD/x68kの最近の話題は井崎のホームページ。が詳しいです。
撮影日:きょう。ロケ地:御嶽渓谷。
![]() |
先日、X680x0のFC2信号線をカットするとVRAMをユーザモードでアクセスできるようになり、060turboの場合はFC2ジャンパピンを抜くだけでカットできる、と書きました。そう聞いて試しに060turboのFC2ジャンパピンを抜いた状態でユーザモードでVRAMをアクセスしてみた人がいるかも知れません。結果は「バスエラーが発生しました」という白帯が出たでしょう。「なんだ、ユーザモードでアクセスできないじゃないか!」なんて怒らないでくださいね。060turboでは060turbo.sysがアドレス空間を管理しており、VRAMはFC2ジャンパピンの状態に関係なくMMUでスーパーバイザプロテクトされているのです。スーパーバイザプロテクトの例外ベクタがバスエラーと同じなのでHuman68kがバスエラーと表示してしまいますが、実際にはバスエラーは発生していません。白帯の原因がバスエラーではなくスーパーバイザプロテクトであることはSCD060.Xで確認できます。
国土地理院の国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システムに1961年1月から1974年12月までに撮影された約153,000枚の空中写真が追加されたそうです。膨大な枚数の空中写真を電子化するだけでも相当な手間がかかっていることでしょう。インタフェイスは表示されている範囲と座標や撮影時期の近い写真を次々選べるようになっており、特に2画像表示は土地利用の変化がわかりやすいのでそのまま教材として使えそうです。今回公開された範囲では淀橋浄水場が閉鎖された1965年前後の西新宿の様子が興味深いです。まだ公開されていない1970年代後半から1980年代までの写真には超高層ビルがにょきにょき生えてくる様子が写っているのでしょうね。
FC2ジャンパピンを抜いた060turboでもVRAMはMMUでスーパーバイザプロテクトされていてそのままではユーザモードでアクセスすることはできません。しかし、スーパーバイザプロテクトを外してやればユーザモードでVRAMにアクセスできるようになります。具体的にはVRAMに対応する論理ページのページデスクリプタのビット7をクリアすればよいのです。この方法はMMUを搭載していてFC2がカットされているマシンでなければ使えませんし、そもそもHuman68k上で動作するプログラムは簡単にスーパーバイザモードに移行できるのであまり実用的とは言えません。強いて言えばシステム領域を保護したままVRAMだけユーザモードでアクセスできるようになるのでVRAMを直接叩くプログラムのデバッグが楽になるかも知れません。
/*
fc2test.c
ユーザモードでVRAMにアクセスしてみるテスト
2007-11-23 M.Kamada
動作環境
FC2ジャンパピンを抜いた060turbo
FC2がカットされていてSYS_STATの$F002が実装されていれば
MMU付きのMC68030に換装したX68030や040turboでも動くかも
コンパイル
コンパイラはgcc真里子版またはgcc2を使用
ライブラリはXCまたはlibcを使用
> gcc -Wall -m68040 -O6 -o fc2test fc2test.c -liocs
実行
> fc2test
*/
#include <stdio.h>
#include <iocslib.h>
#if 1
#define R0 (-0.75)
#define I0 (0.0)
#define SCALE (1.25 / 256)
#define DEPTH 64
#else
#define R0 (-0.738)
#define I0 (0.188)
#define SCALE (0.01 / 256)
#define DEPTH 512
#endif
#define PAGE_OFFSET_SIZE 0x00002000
#define PD_S 0x00000080
/* SYS_STAT $F002 */
long sys_stat_f002 (void *address, long attribute) {
register void *a1 asm ("a1") = address;
register long d2 asm ("d2") = attribute;
register long d0 asm ("d0");
asm volatile ("move.w #$f002,d1\n\
moveq.l #$ac,d0\n\
trap #15" : "=d"(d0) : "a"(a1), "d"(d2) : "d1");
return d0;
}
/* fromからtoまでのスーパーバイザプロテクトを解除・設定する */
void supervisor_protect (void *from, void *to, int mode) {
long s = mode ? PD_S : 0;
void *address;
long attribute;
for (address = from; address <= to; address += PAGE_OFFSET_SIZE) {
attribute = sys_stat_f002 (address, -1);
if (attribute != -1 && (attribute & PD_S) != s) {
sys_stat_f002 (address, (attribute & ~PD_S) | s);
}
}
}
int main (int argc, char *argv[]) {
unsigned short *vram = (unsigned short *) 0x00c00000;
int i, n, x, y;
double ci, cr, ti, tr, zi, zr;
/* 768×512ドット16色モードにする */
if (CRTMOD (-1) != 16) {
CRTMOD (16);
}
G_CLR_ON ();
/* パレットを黄色のグラデーションにする */
for (i = 0; i < 16; i++) {
GPALET (i, (i << 12) | (i << 7) | (i << 1));
}
/* VRAMのスーパーバイザプロテクトを解除する */
supervisor_protect (vram, vram + 1024 * 1024 - 1, 0);
/* マンデルブロ集合を描画する */
for (y = 0; y < 512; y++) {
ci = I0 + (256 - y) * SCALE;
for (x = 0; x < 768; x++) {
cr = R0 + (x - 384) * SCALE;
zr = cr;
zi = ci;
for (n = 0; n < DEPTH; n++) {
tr = zr * zr;
ti = zi * zi;
if (tr + ti > 4.0) {
break;
}
zi *= zr;
zi += zi;
zi += ci;
zr = tr - ti + cr;
}
vram[x + 1024 * y] = (n / (DEPTH >> 4)) & 15;
}
if (B_KEYSNS ()) {
break;
}
}
while (B_KEYSNS ()) {
B_KEYINP ();
}
/* VRAMのスーパーバイザプロテクトを設定する */
supervisor_protect (vram, vram + 1024 * 1024 - 1, 1);
return 0;
}
Google Earthで久しぶりにモホス大平原の上空をお散歩していたら南緯8.845度、西経67.255度付近に妙な模様を見つけました。大きさは中央の四角形の一辺が300mくらい、全体で1km以上あります。3月10日に書いたサークルや多角形と同様に地面の起伏で描かれているように見えます。アマゾン川流域にはかつて氾濫に負けない高度な農耕技術を持った文明が存在していたらしいのですが、これもその時代の遺跡なのかな。
今夜25時10分から地上波で探査機“かぐや”月の謎に迫る〜史上初!「地球の出」をとらえた〜(NHK)の再放送があります。45分間の番組に素晴らしい映像が詰め込まれているので前回見逃した人は大きなテレビで観ておいて損はないでしょう。個人的にはスタジオ出演者は與芝アナウンサーと解説の渡部さんの2人だけでよかったのではないかと思いますが・・・。
7日に「ハイビジョン映像を地球に送るのにかかる時間を考えるとハイビジョンカメラはオーバースペックだと思いますが、美しい映像は今後の宇宙開発予算獲得のための広報活動に役立つのではないでしょうか」と書きました。これは他の宇宙開発計画の成果と同様に「かぐや」が撮影したハイビジョン映像も当然インターネットなどで広く公開されるものと思って書いたのですが、JAXAがこれまでにインターネットで公開したハイビジョン動画はどれも縮小されていてフルハイビジョンの映像ではありません。実は最初からフルハイビジョンの映像はインターネットでは公開しないことになっていたそうです。「かぐや」は日本の宇宙開発計画を代表する探査機なのに、これではまるでNHKがチャーターした取材機のような扱いではありませんか。日本の宇宙開発の未来を明るいものにするためにも、「かぐや」から送られてきたハイビジョン映像を本来の解像度のままインターネットで公開して欲しいです。この問題についてnikkei BPnetの松浦晋也氏の記事がわかりやすいです。
中国国家航天局(CNSA)が月探査機「嫦娥1号」の初画像を公開しました。高度約200kmの月周回軌道から撮影されたもので、地表分解能は120m。こちらも順調に飛行しているようです。
DigitalGlobeは商業衛星としては世界最高解像度(オフナディア角20度でパンクロ55cm)を誇るWorldView-1の画像のNGA(国家地球空間情報局)への提供を開始したそうです。一般に入手できるようになるのは1月3日から。先月撮影された初画像(ヒューストン、横浜、アディスアベバ)が公開されています。WorldView-1は9月19日に打ち上げられました。2008年後半にはWorldView-2が打ち上げられ、DigitalGlobeが運用する衛星はQuickBirdと合わせて3機になります。
1月31日の爆発事故から復帰したシー・ローンチはUAEの通信衛星Thuraya-3を打ち上げるために11月1日に母港カリフォルニア州ロングビーチを出発し11月10日に太平洋上 西経154度の発射ポイントに到着しました。11月14日に72時間のカウントダウンが開始されましたが平常時の倍の速さの海流と強風が収まらないどころか悪化してきたので残念ながら今回は諦めて母港に引き返すことにしたそうです。万全の準備をして再開ミッションに臨んだチームも自然の力には勝てませんでした。
「かぐや」の地形カメラがとらえたデータをもとにして作られた月面の一部の立体視動画が公開されました。「かぐや」が作ろうとしている月全球の空間分解能10mの地形データの公開が今から楽しみです。
地形つながりでGoogle マップの地形モードの話。Google マップの地形モードは地図や写真ではわかりにくい標高(というより隣接する地域の高低差?)を視覚的に表示してくれるので、例えばギアナ高地のテーブルマウンテンはまさにテーブルのように出っ張っていることがわかります。ギアナ高地といえば、アウヤンテプイ(Auyantepui)には落差世界一(979m)の滝エンジェル・フォール(Angel Falls)があり、チマンタテプイ群(Chimantatepui)には高さ4mに達する人影のような姿の奇妙な植物チマンタエア・ミラビリス(Chimantaea mirabilis)が自生しているそうです。地形モードの空間分解能はあまり高くなく、衛星写真には綺麗に写っているサリサリニャーマ(Sarisarinama)のシンクホール(北緯4.6855度、西経64.2185度付近)は地形モードではよくわかりませんでした。
goo 地図に陸域観測技術衛星「だいち」が撮影した衛星画像が表示されるようになったそうです。「だいち」の画像がスクロール可能な地図に採用されるのは初めてとのこと。スライダーを150kmに合わせると衛星写真の帯が太陽同期軌道の軌道面に沿って斜めに配置されていることがわかります。「だいち」は11時前に北東から南西へ移動しながら日本を撮影します。Google マップは高解像度でカバーしているところとそうでないところの落差が大きくて悲しいことがありますがgoo 地図は最高解像度では及ばないものの全国を一定以上の解像度でカバーしているようですね。
日本時間4時00分頃、中米カリブ海の西インド諸島に属するウィンドワード諸島の仏領マルティニークの近海でM7.4の地震があった模様(M7.3から上方修正)。震源は北緯14.951度、西経61.241度付近、深さ143.1km。津波の心配はなし。
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